ぎょうせい、定価9,900円、追録予定、年2回。最新2022年11月追録。
1 本書の構成
① 本書は、次の7章で構成されています。
第1章 三位一体の改革と地方税財政
第2章 市町村合併と道州制
第3章 地方分権改革と今後の展望
第4章 地方自治と新潮流
第5章 地方行政改革と地方公務員制度
第6章 地方選挙制度改革
第7章 地方自治・世界の潮流
② 各章は、地方行財政の幅広い分野にわたる論点から主要なものを厳選した「キーワード」で編成されています。
2 各章の内容
① 各章のキーワードは、その背景となる流れを簡潔にまとめた「経緯」、内容をわかりやすく概説した「概要」、 そのキーワードを論じるうえで争点となる主要なポイントを紹介した「主要な諭点」などに分けて解説しました。 また、解説文の根拠となる資料も豊富に収録してあります。
② 「授業風景」は、キーワードの争点をいっそう明確にするため、 対極の意見をもつ生徒2人と教授による擬似討論を収録したものです。
③ 「トピックス」は、キーワードにまつわるミニエピソードを収録したものです。
④ 読者の検索の便となるよう、目次の次に解説文中の重要な用語を検索できる索引を収録しています。
⑤ 目次
第1章 三位一体の改革と地方税財政
Ⅰ 地方税財政制度の改革
【地方税財政改革】
【国庫補助負担金の廃止】
【地方交付税制度の改革】
Ⅱ 国と地方の財政改革
【消費税率の引上げと国地方財政の再建】
【地方財政の現状と財政健全化法】
Ⅲ 地方税制の論点
【課税自主権】
【税源の偏在】
【ふるさと納税】
第2章 市町村合併と道州制
Ⅰ 市町村合併と広域連合
【平成の大合併 】
【大都市の特例】
【広域連合と一部事務組合】
Ⅱ 道州制
【道州制】
【連邦制とリージョナリズム】
【府県制度の改革】
【道州制等の制度設計】
【 道州制特区】
第3章 地方分権改革と今後の展望
【地方分権一括法】
【国と地方の役割分担】
【機関委任事務の廃止】
【国の関与】
【自主立法と自主解釈】
【ポストコロナの地方分権 (地域主権)】
【大阪都構想】
【辺野古新基地建設問題】
【新型コロナウイルス感染症対策】
第4章 地方自治と新潮流
【地方自治の意義と保障】
【固有権説と伝来説】
【直接民主制と間接民主制】
【町村総会と地方議会改革】
【 住民投票 】
【地域コミュニティ】
【NPO・NGO】
【地方自治基本条例】
【 情報公開】
【 個人情報保護 】
【 行政評価 】
【自治体DX推進計画】
【デジタル田園都市国家構想と地方創生】
【地域運営組織】
【連携中枢都市圏と定住自立圏構想】
第5章 地方行政改革と地方公務員制度
【地方行政サービス改革】
【行政サービスのアウトソーシング】
【当然の法理】
第6章 地方選挙制度改革
【首長等の多選禁止】
【18歳選挙権と主権者教育】
【定住外国人の地方参政権】
【電子投票 】
【「ネット選挙」の解禁】
【マニフェスト】
【企業団体献金】
第7章 地方自治 世界の潮流
Ⅰ リージョナリズム
【英国のデヴォルーション】
【アメリカ合衆国の連邦制】
【ドイツの連邦制】
【フランスの州制度改革】
【カタルーニャの独立運動】
Ⅱ 世界の地方自治
【世界地方自治憲章】
【英国の地方自治】
【アメリカの地方自治 】
【ドイツの地方自治】
【フランスの地方自治 】
第8章 震災・原発事故からの復興
【東日本大震災】
【福島第1原発事故】
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