ドイツの南西部に位置し、スイス、フランス、オーストリアと国境を接している。

　ドイツで三番目に広い州で、人口は、１０５０万人。

　 　ダイムラー・ベンツに象徴されるように、自動車、ハイテク等の先進工業州である一方で、ドイツで二番目のワイン生産州でもある。

　 　州内には、古都ハイデルベルグ、温泉保養地バーデン・バーデン、　 カッコウ時計の黒い森など観光資源も豊富である。

　 　州都は、緑の山に囲まれ、長くヴユルテムベルク公国の首都として栄えてきた歴史と文化の街シュトットガルト。

　 　住民であるシュヴァーベン人は、哲学者ヘーゲルを生んだだけに　 頭脳明晰であり、勤勉、倹約の精神にも富んでいるといわれている。商売上手で、おしゃべり、そして勇敢であるとの評もある。

　 　近年エレクトロニクス、光学機械、時計、自動車等の先端産業の 振興に努め、失業率の低い、経済力のある州として発展を続けている。

　 （写真は、シュトットガルト市内、王宮広場））